エミオンとは？
エミオンは、アートを通じて
子どもたちの健やかな成長をサポートします
エミオンは、児童福祉法に基づき発達の遅れや周りとのコミュニケーションが気になる子ども達に対し、アートを通して療育を提供する児童発達支援・放課後等デイサービス事業所です。
私たちは、豊富な美術創作活動で培った経験を活かし、子ども達が健やかに成長するためのサポートをし、子ども達の多彩な個性の発揮、生活で必要な知識、技術、能力の向上のための訓練を行います。
「絵を描くのが苦手」という子どもにも、苦手なことも楽しみながら挑戦できるように支援します。子ども達の感性を豊かにし健やかな心と体を養い、ゆくゆくは健やかな大人に育つことを目標にしています。
エミオンの想い
みる・きく・さわるを楽しみながら体験し成長してほしい
自ら学び、いろいろなことを試し、挑戦してほしい
絵を描いたり、ものをつくると、完成した作品結果ばかりを見てしまいがちですが、
エミオンでのアート療育では作品ができるまでの『過程』のひとつひとつを実感することを大切にしています。
なぜアートなの？
アートには精神を豊かにし、
日常を調和あるものにする力があります
アートに触れ感性が高まることにより、対象に集中することができるようになり、芸術行為によって取り入れた知識は頭だけでなく心、体全体を働かせて得たものになります。
また創作活動を通じて表現をすることは「心」と「体」を解放することができる、子ども達が健やかに成長することに繋がります。
作ることの「楽しさ」、気持ちを目に見える形で表現することへの「よろこび」、ひとつのものを作りあげる「達成感」を子ども達に実感させてあげることで「豊かで柔軟な心の育成」や「自信を持つ」ことが体感できます。アートは自分の個性を活かし、生きるために必要な力を身につけながら成長することのできるステージです。そのステージで子ども達が育むことで、自分自身の個性に自信を持つことができ、苦手なことや足りないところを補う事ができます。
絵を描くことって？
絵を描くことで脳が活性化します
発達の気になる子ども達は、脳の右後方の「視覚や色彩を認識する」神経細胞が活発に働いていることを金沢大学医薬保健研究域医学系の三辺義雄教授らの研究グループが英科学誌「サイエンティック・リポーツ」電子版に発表しました。左脳の主な機能は、「文字・言葉などを認識する論理的な事柄を司る機能」、右脳の機能は、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの五感を認識する、感性・感覚を司る機能」です。
アートは、右脳が優れている子ども達にアクセスしやすいため、まずアクセスしやすい右脳にアプローチをしながら左脳にもアプローチをし、双方を刺激していくことで論理的思考を活性させるのに効果的です。五感をフルに使い、心と体の運動によって脳に刺激を与えながら頭を働かせることは発育段階である子ども達にとって有意義なことです。
しかし、ただ絵を描けばいいというわけではありません。脳を活性化させるためにはまず、受け入れてもらうことが必要です。人から受け入れてもらうことで、人間の脳は活性化します。豊富な美術創作活動の経験を持つスタッフだからこそできる、子ども達の作品のいいところの発見や次の展開への提案により、子ども達を受け入れ「共感者」になることで脳の活性化を図ります。
アートで身につけてほしい
４つの「力」
想像力
想像力は、生きていく上で必要な
様々なこととつながっています。
何かをするためには、頭の中で想像し
そのための準備をし、
実行に移すというプロセスが必要です。
物事を順序立てて行うためには、
まず想像することが必要不可欠で、
計画性を身につけるためにも重要です。
集中力
長期的・短期的なこと、どちらにおいても
何かをするためには集中すること、
きちんと物事に向き合うことができなければ
学び成長することは難しくなってしまいます。
また、活動のはじまりとおわりの切り替えを
できるようになるためにも
重要な要素です。
コミュニケーション力
アートをやると、ものを「とらえる力」そして、
「表現し人に伝える力」が養われます。
言葉でも絵でも、何かを表現をすることで
自分の表現を人に伝えたい、それには
どうしたら思ったように伝えられるのだろう？
という自分からの問いかけが生まれます。
自分の考えを伝えられる方法を常に
模索するようになれ、
様々な状況に応じたコミュニケーションを
見つけることができるようになります。
挑戦・発見する力
自ら何かを試すこと「やってみること」で
様々な新しい発見を得ることができます。
絵具を混ぜ合わせて新たな色を生み出すなど、
人から教えてもらうこと以外にも
試してみることで自ら学び取り自分の知識として
蓄積することができます。
また、発見することの楽しさを感じることで
子どもの「もっとやってみたい・知りたい」
につながり、自分の力で進んでいく
基礎になります。